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Moiz's journal

プログラミングやFPGAなどの技術系の趣味に関するブログです

NW-HD1とMP3

 ソニーからHDDウォークマンNW-HD1が発売された。非常に魅力的な製品で、欠点といえばMP3が再生できないことくらい。とはいえ、その唯一の欠点が非常に大きいわけで、購入に二の足を踏んでいる人も多いようだ。(私もだが)
 さて、ここから本題。
 なぜ、ソニーがMP3をサポートしないのか、という点について関して、「コーデック(ATRAC)によるユーザーの囲い込み」であるとか、「著作権保護機」とか、「音楽業界への配慮」のためであると解釈されているようだ。しかし、囲い込みのためであるとしたらPCでのトランスコーディングがかなり自由なのは不思議であるし、また、著作権保護機能付きのMP3が存在し、CD-WalkmanではATRAC3もMP3も再生できることから、著作権まわりが理由でMP3を回避したという解釈も疑問が残る。
 さて、私の考えは「ひょっとして、チップがMP3デコードできないんじゃないの?」というものだ。
 先日東芝からMP3とATRAC3Plus両フォーマットのデコードができるLSIが発表されたが、*1感想は、「今までなかったの?」という感じだ。(もちろん、CDのコントロール機能が内蔵されているという点などが先進的なのだろうが。)
 ソニーの音楽系LSIといえばネットワークウォークマンに搭載されたリコンフィギュアラブルLSI*2が有名だが、こちらは低消費電力が売り。もし、このLSIATRACの再生に特化していたとしたら。また、サイズや消費電力の増加をおそれて第2のデコーダーが搭載できなかったとしたら。ひょっとして、もしかしたら、MP3再生機能を省いたのは積極的な理由でなく、単に技術的にできなかっただけ(低消費電力で両方デコードできるLSIが無い)、ということはないのだろうか。いや、もちろんそんなことはないだろうとも思うのだけれど。