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Moiz's journal

プログラミングやFPGAなどの技術系の趣味に関するブログです

CCD

 ImpressのウェブサイトWatchにデジカメWatchが追加された*1によると、2003年分デジカメ国内生産のうち国内出荷と輸出分との割合は、高画素にゆくほど輸出分が増えている。もちろん「高画素=高級」ではないが、高価格品ほど高画素製品の割合は多いだろう。どうやら国内ではむやみな高画素信仰は海外に比べると押さえられており、それよりもトータルバランスを重視した市場が形成されているようだ。
 さて、一つの指標に縛られずトータルでのパフォーマンスを見るというのは、いいことなわけだが、へそまがりな私としては少しひっかかるところがある。どうも日本では逆に「嫌高画素」が蔓延しているのではないか、という気がするのだ。
 わたしだって、同じサイズの光学素子なら画素数が小さい方がノイズ特性やダイナミックレンジに優れることくらいは承知している。しかし、国内ではあまりにもこのあたりが過大に喧伝されているのではないだろうか。
 ふつうに考えれば、もっとも高画素の素子は製造メーカーの最先端技術の結集である。かける労力も大きいだろうし、新技術も投入されているだろう。そういったものが、単純に画素数が大きいからという理由で低い性能になるものだろうか。よしんば1画素あたりの性能が落ちたとして、素子全体、画面全体のクオリティでいったらどうなるのだろう。さらに、画素数が上がれば信号処理で画質を改善する余地も増える。それこそトータルに評価しなくては画質の判断はできないはずだ。ましてや、撮影画像の一部分を切り出して拡大し、旧世代のカメラの写真から切り出した同数の画素と比較するなどというのはナンセンスだ。8Mのカメラの100画素と3Mのカメラの100画素が同じ意味をもつわけがない。
 なんにせよ、極端に一方にふれるような極端な評価はさけた方がよさそうだ。

*1:http://dc.watch.impress.co.jp/)。国内市場は減速感も伝えられているが、まだまだ期待されるデジカメ。がんばってほしいものだ。  ところで、デジタル物というと「日本で売れるのは高性能、外国で売れるのは低価格」というイメージがあるが、ことデジタルカメラに関してはこういう偏見は当てはまらないようだ。  カメラ映像機器工業界の資料((http://www.cipa.jp/data/dizital.html