Moiz's journal

プログラミングやFPGAなどの技術系の趣味に関するブログです

PC Arenaに難読ブランドの読み間違いに関する記事があった。
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060130/115204/index.shtml
正式な読み方を知らなかったものも多いので助かるが、正直言って「素人」の読み間違いを指摘して笑おうという企画にはあまり感心しない。第一、元が外国語のものを日本語で表記すること自体に無理がある。
文中「『えーとセルロン、セルロンは〜』とつぶやくビギナー」というのがあるが、以下の@ITの記事によると米国人がCeleronの発音を説明するのにセロリ(celery)を引き合いに出していたという。
http://www.atmarkit.co.jp/fpc/rensai/zunouhoudan001/pentium3vsathlon.html
ということはleの部分にはアクセントはないと考えられるわけだ。おそらくtelephoneのleと同じような発音になっているのだろう。日本語にはない音だが、むりやり日本語で表現するとすれば私の耳にはレよりもルやラの音に近いように聞こえる。単に日本での表記が「セレロン」であるというだけの話であり、セルロンという発音が特別奇異だとは思えない。
マクストアやネスレの例をだすまでもなく、日本語の表記なんてメーカーの都合でコロコロ変わってしまうものだし。