このブログ記事「ゼロから作るRAW現像」を大きく再構成してより読みやすくした書籍「PythonとColabでできる-ゼロから作るRAW現像」を【技術書典6】にて頒布しました。
現在はBOOTHにて入手可能です。書籍+PDF版は2200円プラス送料、PDF版は1200円です。
はじめに
この記事は「ゼロから作るRAW現像」という一連の記事のフォローアップです。
ここでは、記事中紹介された内容をColab上で実行する方法を紹介します。
なお、実行にあたってGoogleアカウントが必要です。
Colabについて。
ColabはGoogleのサービスで、ウェブブラウザだけでJupyter Notebookのような機能が使える便利なサービスです。
Colab自体、また、その使い方についてはからあげ氏の以下の記事が詳しいです。
からあげ氏は「ゼロから作るRAW現像」の内容をColabで実行されていて、ノートブックをColab上で公開もされています1。
公開されているノートブックはこちらです。
今回は私もgithub上のファイルをアップデートしてColabで直接実行できるようにしたので、そちらのファイルを実行する方法を紹介します。
ColabでのRAW現像の実行 - シェアされたノートブックを使用
今回まずはその1の内容をColabで実行できるようにアップデートしてシェアしました。
(その3以降の内容は今後追加します。)
まず、リンクをクリックしてノートブックを開きます。
このままでは実行できないので、FileメニューからSave a copy in Drive...を選択して自分の環境に保存します。
次に、RuntimeメニューからRun allを実行します。
これで、記事の内容が実行されます。
CobalでのRAW現像の実行 - Githubからダウンロード
Github上のファイルをColabから開いて実行することもできます。
まずColabのWEBページをブラウザで開きます。
するとファイルを開くダイアログが表示されるのでGITHUBのタブを選択します。
URLをコピーし貼り付けます。
ダイアログ上の虫眼鏡マークを押すとGithubからノートブックファイルがダウンロードされます。
COPY_TO_DRIVEをクリックして自分の環境にコピーを保存します。
RuntimeメニューからRun allを選択すると、処理が行われます。
まとめ
以上、「ゼロから作るRAW現像」の内容をColabから実行する方法を紹介しました。
最初にColab上での実行に成功さてノートブックをシェアしていただいたからあげ氏に改めて感謝します。